季節や気候、職場環境の変化などで、心身が不調となることに。 5月病は知られていますが、同様に「9月病」もみられます。 あなたは大丈夫でしょうか? 9月病セルフチェック ~あなたは大丈夫?9月病の症状とは そもそも、9月病は長い夏季休暇を取る欧州で生まれました。 7-8月のバカンスから9月の仕事モードに心身が戻れないためです。 一方、現在の日本では状況が異なります。 酷暑の影響や冷房との寒暖差などで体調をくずしやすくなっています。 次のような心身のサインに注意しましょう。 ✅9月病チェックリスト ▣ 頭がぼんやりする ▣ 体がだるい ▣ 最近食欲が落ちている ▣ よく不安な気持ちに襲われる ▣ あらゆることがめんどうに感じる ▣ 仕事や趣味に集中できない これらの症状に当てはまる方は、9月病かもしれません。 9月病の治し方と効果的な対策 ~ポイントは食事・運動・睡眠...
あなたは、2021年に放映されたTV番組で、綾瀬はるかさん主演の「天国と地獄 ~サイコな2人~」をご覧になりましたか? ドン詰まりな女性刑事とサイコパスな殺人鬼の魂が入れ替わってしまうストーリー。 綾瀬さん扮する望月彩子(もちづき・あやこ)と、高橋一生さん演じる日高陽斗(ひだか・はると)という両者の名前をみたときに、「ハハーン、なるほど、いろいろな意味が込められているな」と私は感じたのです。 あなたはどう思うでしょうか? 1. 太陽と 月は相互に 対比あり 月と太陽 そもそも、天地万物において、あらゆるものが入れ替わります。 天国と地獄、善と悪、太陽と月なども含まれますね。 漢字の「日」と「月」が合わされば「明」るくなりますが、世の中はなかなか思うようには進みません。 いろいろな対比が存在し、太陽のような明るい笑顔 vs月のように静かに見守る存在という場合もあれば、本番組では満月(望月、もちづき)vs新月(朔、さく、旧暦の1日目)、刑事vs犯人、女vs男、兄vs弟などが複雑に交錯することに。 新月の夜に事件が起こり、「φ(ファイ、空集合)」のマークが出現。 朔もφも「0または1からのスタート」を意味します。 そういえば、昔から、満月の夜には、半人半狼の狼男が変身するという伝説が有名です。 元来、動物は地球の磁気や引力、気圧などを鋭く感知できます。 しかし、動物から進化した人間は、現在そのセンサーは鈍くなりました。 月の引力は、以下の図のように、生物にも潮の満ち引きにも大きく影響します。 2. 松果体とメラトニンの働き~睡眠の リズムを作る メラトニン...
いま、話題になっているのが「アロマ」です。 疲れたあなたの心身を癒やしたり、明日への活力を取り戻したりしますね。 治療に使われるため、アロマセラピー(aromatherapy)と呼ばれています。 そもそもaromaとは19世紀にギリシャ語から英語に転用された言葉でした。 甘いスパイス(sweet spice)を意味し、良い香りや芳香、雰囲気、風格、気品などの概念も含まれているとのこと。 だから、アロマと聞くだけで何となく気持ちよく感じませんか? 今回のコラムでは、五感の相互作用―とくに聴覚・嗅覚・味覚について、詳しく解説します。 1. 「おいしい」=味覚+嗅覚? ~アロマや食事を楽しめるのは、五感の働きと相互作用のおかげ ヒトには感覚器官として五感があります。 あなたは、その5つをスラスラと言えますか。 えっと…? それでは、瞬時に覚えるコツを伝授しましょう。 しゃべりながら、右手を動かして触れてみてください。 ①聴覚(右耳) ②視覚(右眼) ③嗅覚(鼻) ④味覚(舌) ⑤触覚(親指と人差し指を擦り合わせる) それでは目を閉じてもういちど復唱。 もう覚えましたね。 「おいしい」=味覚+嗅覚 ごちそうを食べたときの「おいしい」という感覚は、 五感の中で、③嗅覚と④味覚両者が合わさって生まれます。 私たちがウドンやソバを味わえるのは、 息を吸いながら食べる=「啜(すす)る」という、日本人の驚くべき特技のためかもしれません。...
アロマセラピスト&スピリチュアルライフコーディネーターの原田瞳先生をお迎えし、アロマの睡眠効果や、おすすめの安眠アロマについて語っていただきました。 1. アロマのリラクゼーション効果 ~ 伝統的用法とアロマの代表的な作用 日本では、古来より「菖蒲枕」や「藤袴枕」など、様々な日本のハーブを枕にしてその薬理作用やリラクゼーション効果を楽しんでいたようです。 その歴史は、室町・平安時代へと遡ります。 また、菊の花びらを乾燥させて布等で包み上げた「菊枕」は、上品な香りで安眠効果もあり、昭和初期の有名な女流俳人である杉田久女さんの有名な俳句にも登場しています。 白妙の 菊の枕を ぬい上げし ぬい上げて 菊の枕の かをるなり 菊は、自律神経のバランスを整えて不眠を解消させ、頭痛や目の疲れを癒やし、熱や炎症を鎮める効果があります。 そのため、菊枕は、邪気を祓い、不老長寿の縁起物として扱われていたようです。 また、その美しい上品な菊の香りが漂う寝心地に、恋する人が夢に現れるというジンクスもいわれてきました。 私たちの幸せや健やかさのために、自然界からの慈愛の贈り物である「植物の恵みと神秘」と共生する習慣は、時代とともに形を変えながらも、私たちの古代の先祖より、ずっと受け継がれてきた地球上で健やかに生きるための叡智なのです。 2. 安眠におすすめのアロマ ~ラベンダー、他 菊枕や、薬草枕のような手作り枕は、なかなか現代の私たちにとっては手間も時間もかかるものとなりますが、植物の芳しい薬理作用のあるエッセンスが濃縮されたエッセンシャルオイル(精油)を取り入れることで、私たちは簡単に、アロマセラピーを生活に取り入れて、楽しむことができます。 ...
睡眠に対するホルモンのメカニズムについてお話しましょう。 1.食べて寝る 影響及ぼす オレキシン ~睡眠と覚醒に関わるホルモン~ あなたはたくさん食べた後、眠たくなったことがあるでしょう。 逆に、空腹になったり、体内時計で朝になったりすると、目がパッチリしますね。 これには、 血糖変動の代謝系 神経系 ホルモン系 など多くのメカニズムが関わっているのです。 ●睡眠と深い関わりを持つホルモン「オレキシン」 医学研究の発展により、視床下部から分泌されるホルモン「オレキシン (orexin)」が発見されました。 名前の由来は食欲を意味するギリシャ語(orexis)から。 その後、睡眠と覚醒に重要な働きをすることが判明しました。 オレキシンは、図のように広範囲に命令を出します。 すると、その指令を受け取った組織(受容体)は、シャキッとして覚醒しいろいろな仕事をきちんとこなすというワケ。 いわば、世の中にために善行を進んで積んでいると云えるかも。 というのは、日本語で「俺、寄進」となるからです。 2.空腹や 気持ちの高ぶり 覚醒へ ~覚醒を促す3つの要素~ そのオレキシンを活性化させる3大要素があります。 栄養状態で空腹という刺激...
このシリーズでは、眠りについてお話をさせて頂いています。 皆さまはこの頃、気持ちよく寝ながら良い夢をみているでしょうか? 現実をみると、世界でも我が国でもかつてみられなかった災いが続いているのです。 このように、誰もがストレスを感じていることでしょう。 今回は、眠りとストレスについて触れたいと存じます。 1.環境も 身体も大切 良い眠り ~良質な睡眠のためには、環境と身体が大切 皆さまが眠りにつく部屋は、どのような状況ですか? 睡眠の環境について、室温を調節し、照明を落とし、隣り近所から特に騒音も聞こえてないでしょうか? 低い音量でイージーリスニング音楽を聴きながら、夢の世界に誘(いざな)われる人もいることでしょう。 以下の図をご覧ください。 環境因子に加えて、身体因子も大切です。 あなたには、呼吸器、循環器、消化器、泌尿器科系などの健康問題は特にないでしょうか? つまり、良い眠りには、環境因子や身体因子が基本的に不可欠となります。 2.どのような ストレスあるか まずチェック ~ストレスの分類とチェックリスト 現代社会はあまりにも複雑であり、あらゆる種類のストレスが誰に対しても降りかかってきます。 さて、そのストレスとはどのようなものでしょうか? あなたの心や身体が柔らかいボールとしましょう。 そこに圧力を加えられて、それに対抗して戻ろうとするボールのゆがみをストレスと呼びます。 少し難しいですが、医学的にストレスは大きく3つに分類されます。 以下の表をご覧になって、あなたの場合にはどの項目が当て嵌まるのか、思い出しながらチェックしてみてください。...