2025.02.14

名曲クラシックで若々しくリフレッシュ ~ 音楽作品のご紹介

名曲クラシックで若々しくリフレッシュ ~ 音楽作品のご紹介

音楽によるアンチエイジング – 脳と心に働きかける楽器の力

癒やしのレーベル CROIX HEALING おすすめの音楽作品『医学博士監修 アンチエイジング・クラシックス』をご紹介いたします。

 

本作は、音楽を通じて脳を活性化し、心身の老化を防ぐことを目的に企画した作品で、監修に音楽療法士であり抗加齢医学(アンチエイジング)も専門とされる医学博士の板東浩先生にご協力頂き、制作しました。

クラシックの名曲を題材に、チェロ と ハープ の音色を中心に ピアノ も取り入れ、全18曲を収録した作品です。

 

本作で演奏される、チェロ、ハープ、ピアノの3つの楽器は、それぞれ異なる特性を持ち、脳に与える刺激も異なるのですが、その点からお話ししましょう。

 

●  チェロ:低音域と深い音圧が左脳を刺激し、論理的思考や集中力に影響を与えます。

 

 

●  ハープ:高音域の繊細な音が右脳を刺激し、感情の安定やリラクゼーション効果をもたらします。

 

●  ピアノ:幅広い音域と音圧、そして打鍵による調整が可能なため、右脳と左脳の両方をバランスよく刺激し、脳全体を活性化することができます。

この3つの楽器が組み合わさることで、脳のさまざまな部位に同時に働きかけ、包括的なアンチエイジング効果を引き出すことが可能になりました。

 

特にピアノは「一台でオーケストラ」と称されるほど多彩な音を奏でる楽器であり、繊細な音から力強い音まで表現可能です。

一方のチェロやハープが持つ「開放弦」の特性や「倍音」による効果も代えがたい魅力があり、それぞれの楽器が奏でる音は共振を通じて人間の脳や身体に深く影響を与えます。

 

 


ハーモニーが生む脳の共振 – チェロ、ハープ、ピアノの役割

脳は髄液に浮かぶ神経細胞の集合体であり、音の振動が耳を通じて脳に伝わることで、細胞レベルで刺激を受けます。

チェロ、ハープ、ピアノはそれぞれ独自の音響特性を持ち、その振動が脳に異なる形で共鳴します。

 

楽器の特性まとめ

チェロ

低音が 左脳 に作用し、理論的な思考や集中力をサポート

ハープ

高音が 右脳 に作用し、ストレス軽減や心の安定を促進

ピアノ

両極の音域をカバーし、バランス良く 脳全体 を活性化

 

こうした特性を最大限に引き出すため、本作では板東浩先生の監修のもと、選曲・構成が行われました。チェロとハープの調和に加え、ピアノが脳のバランスを整える役割を果たしています。

また、ピアノは弦楽器とは異なる「打鍵楽器」としての特性を持ち、繊細なタッチや力強い打鍵によって音色が変化します。この柔軟性が、脳全体への刺激をより立体的で効果的なものにしています。

 

 


音楽で心と身体を若返らせる – アンチエイジング効果を最大化

 

『音楽は脳内の神経伝達物質であるドーパミンやエンドルフィンの分泌を促し、気分を高揚させ、ストレスを緩和します。
これにより脳内の酸化ストレスが軽減され、老化の原因となる細胞損傷が防止されます。』 

~ 『医学博士監修 アンチエイジング・クラシックス』CDブックレット掲載 板東浩先生 監修文より~

 

音楽は単なる娯楽を超え、私たちの脳や身体、そして心に深く作用します。

脳の若さは、心の若さ、さらには身体の若さにもつながります。

 

音楽による共鳴は、耳からだけでなく身体全体を通じて脳に伝わるのですが、特に チェロ や ハープ は「開放弦」の特性により弦全体が振動することで脳髄液にまで音の波が届き、脳全体に心地よい刺激を与えます。

今回、そこにピアノも加えたことで、音楽によるアンチエイジング効果がさらに期待できるものとなりました。

チェロの低音で思考を整理し、ハープの高音で心を落ち着かせ、ピアノの幅広い音域で脳全体を活性化する ―― これが本作『アンチエイジング・クラシック』の核となるコンセプトです。

 

この作品で多彩な楽曲を楽しみながら、日常の中で脳をリフレッシュし、内面から若々しさを保つことにお役立て頂ければ嬉しく思います。

 

 

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Classy Moon

『医学博士監修 アンチエイジング・クラシックス』

アルバム試聴ダイジェスト動画

曲順. 作家:曲目        / 使用楽器
01. ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女 / ピアノ
02. フォーレ:シシリエンヌ / チェロ
03. サティ:ジムノペディ 第1番 / ハープ
04. パッヘルベル:カノン / チェロ
05. トラディショナル:アメイジング・グレイス / ハープ
06. トラディショナル:スカボロー・フェア / ハープ
07. シューベルト:アヴェ・マリア(エレンの歌第3番) / ピアノ
08. ヘンデル:ラルゴ(オンブラ・マイ・フ) / ハープ
09. エルガー:愛の挨拶 / チェロ
10. ベートーヴェン:ピアノソナタ第8番『悲愴』第2楽章 / ピアノ
11. モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジーク第2楽章 / ハープ
12. サン=サーンス:白鳥 / チェロ
13. モーツァルト:交響曲第40番 第1楽章 / ハープ
14. J.S.バッハ:主よ人の望みの喜びよ / ハープ
15. ラヴェル:亡き王女のためのパヴァーヌ / ハープ
16. ドヴォルザーク:ユーモレスク / チェロ
17. トラディショナル:アイリッシュ・メロディーズ / ハープ
18. メンデルスゾーン:歌の翼に / ハープ

 

監修 : 板東 浩
CDブックレットに監修文と各楽曲解説を掲載

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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板東 浩 プロフィール

医学博士
日本抗加齢医学会評議員
日本統合医療学会四国支部長
徳島大学非常勤講師

徳島大学卒業、ECFMG資格取得後、米国でfamily medicineを臨床研修。専門領域はアンチエイジング、糖質制限、音楽療法、スポーツ医学など。アイススケート選手として国体出場(1999 ~ 2003)。第9回日本音楽療法学会大会長(2009)。第3回ヨーロッパ国際ピアノコンクール(EIPIC)in Japan銀賞(2012)。日本プライマリ・ケア連合学会大会長(2017)。
国際的英文医学雑誌4誌のEditor-in-Chief(編集長,2024)。著書30冊以上、印刷物2,000以上、英語論文500以上。「新老人の会」徳島代表。

公式サイト:https://pianomed.org/

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