2024.04.25

しんどい梅雨対策!自律神経を整え、心身の不調を解消するには~「メリハリ」と「音楽」の活用

しんどい梅雨対策!自律神経を整え、心身の不調を解消するには~「メリハリ」と「音楽」の活用
「五月雨を あつめて早し 最上川」(松尾芭蕉)

有名な句です。

梅雨という言葉は平安時代からみられており、その語源として、

  • 梅の実が熟す時期

  • 熟(つ)ゆ

  • 露(つゆ)

などが挙げられます。

温度や湿度などを含めた特有な気候は、世界を見渡しても稀なものといえましょう。そのため、日本には5つの季節があると言われるほどです。

誰もが経験していますが、この時期はどうも心も身体もすっきりしませんね。

私たちの心身に大きなストレスが降りかかってくるからなのです。

 

●梅雨に心身の不調が出やすいのはなぜ?~自律神経への影響

梅雨になると、心身の重さやだるさを感じることが多くなりますね。

そのメカニズムを医学的に説明しましょう。

ヒトが自由に活動できるのは、大脳で考えた命令を神経が伝え、言葉を発したり手足を動かしたりできるから。

一方、自律神経という、自(みずか)らうまく律してくれる調節機構も備わっています。

心臓の拍動は、あなたの意思で速くしたり遅くしたりできません。でも、驚いたり、慌てたり、大好きな人に急に会ったりすると、自動的にドキドキしてしまいますね。

呼吸や発汗、体温、食欲、睡眠なども普段は自動調節されていますが、これらがうまく働かなくなると自律神経失調に陥ったりします。

  

●つらい梅雨を乗り切る工夫~「メリハリ」と「音楽」でリフレッシュ

 

日本独特の温暖多湿気候で、気持ちよく発汗できず、身体に熱が溜まり、心理的にイライラすることも。

それでは、どうすればいいでしょうか? 

対応策として、以下が効果的です。

 

  • スポーツで汗をかく

  • サウナの温冷刺激で心身を整える

  • 入浴のとき、お湯と冷水で自律神経を刺激する

     

メリハリがある生活を目指しましょう。

メリハリとは本来、和楽器の弦を緩めたり(滅り)、緊張させたり(張り)すること。

緊張と弛緩、仕事とリラックス、onとoffをうまく切り替えてください。

空調の調整や、睡眠環境の工夫も大切ですね。

さらに、音楽の活用もお勧めします。

梅雨の時期には、以下の2つのアルバムがおすすめです。

 

 

◆ストレスが溜まっている時…

医学博士がすすめる自律神経を整える音楽~心のストレスを取り去る至福の治癒サウンド

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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◆気持ちよく眠れないとき

医学博士がすすめる自律神経を整える音楽~心の疲れがほぐされる最高の快眠サウンド~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【トップ・スペシャリスト プロフィール】

板東浩

医学博士
日本統合医療学会四国支部長
徳島県糖質制限研究会代表

徳島大学卒業、ECFMG資格取得後、米国でfamily medicineを臨床研修。専門領域はアンチエイジング、糖質制限、音楽療法、スポーツ医学など。アイススケート選手として国体出場(1999 ~ 2003)。第9回日本音楽療法学会大会長(2009)。第3回ヨーロッパ国際ピアノコンクール(EIPIC)in Japan銀賞(2012)。日本プライマリ・ケア連合学会大会長(2017、高松)。
糖尿病関係の英文医学雑誌4誌のEditor-in-Chief(編集長,2024)。著書30冊以上、印刷物2,000以上、英語論文400以上。「新老人の会」徳島代表。

公式サイト:https://pianomed.org/

 

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