海外旅行の目的地として不動の人気を誇るハワイ。
現地へと足を運ばなくても、ハワイの映像や音楽に触れただけでゆったりとした気持ちになる方も多いのではないでしょうか。
我々はなぜ、ハワイの音楽や風景に癒やされるのでしょう?
板東浩先生に、その理由を聞いてみました。
ハワイ音楽の持つ癒やしの力
いま、日本の夏は厳しいですね。
かつて夏の風物詩といえば、ビアガーデン。浴衣姿で枝豆と生ジョッキを楽しみ、ハワイアンバンドが音楽を奏でていました。
ハワイ音楽を聴くと、リフレッシュできそうです。それはなぜでしょうか?
特徴として、長調の曲が大半でコード進行もシンプル、スチールギターがビヨーンと連続的な音階を奏でたりします。ウクレレがポロンポロンと優しい音色で包み込み、テンポはスローからミディアムで、フランダンスにぴったり。
スタンダードなハワイアンには、これらの要素が含まれているため、気持ちよく感じられるといえましょう。
目に鮮やかな癒やしの色彩
ここで、聴覚に加えて視覚の話題を。
ハワイと云えば、澄み切った空、綺麗な海、浜辺でバカンスを楽しむ人々などが思い出されます。
下記の「光の三原色」の図をご覧ください。
これらの色が、ハワイの風景に含まれているような気がしませんか?
ハワイの島々に燦燦と降り注ぐ太陽の光には、実はいろいろな色が含まれています。
明るい太陽光が、ハワイの空や海、花などの鮮やかな色彩を照らし出し、人々の心を目から癒やしてくれるのです。
おすすめのハワイ映像&音楽をご紹介
暑い夏にはハワイの音楽を聴きながらゆったりと寛(くつろ)ぎたいもの。
近頃は音楽+映像も楽しめる時代となっています。
どうか、あなたの視覚・聴覚を気持ちよく和ませ、よい眠りについてくださいね。
◆おすすめのハワイ動画&音楽
→上記動画に使われている音楽はこちら
板東先生の豆知識
~光の三原色と絵の具の三原色
◆光の三原色
光の三原色には青(Blue)、赤(Red)、緑(Green)が含まれ、赤と緑をあわせると黄色に、青・赤・緑3色あわせると白色に。
なお、青色ダイオードは徳島大学の中村修二教授が発見し、ノーベル賞を授与されました。そのお陰であらゆる色を自由に作りだせるようになり、世界中の映像が一変したというワケですね。
◆絵の具の三原色
小学校で学んだ色材(絵の具)の三原色を覚えていますか。赤・青・黄色をまぜると黒色になるというもの。実を言うと、本当は色が少し違うのです。空色、黄色、赤紫の絵具を混ぜると真っ黒になります。そういえば、あなたの家にあるプリンターの3色って、シアン・イエロー、マゼンダとなっているでしょう。
<ハワイ関連商品ご紹介>
アロハ語の「癒やし」「つなぐ」という言葉から名付けられた、純チタン製磁気ネックレス "Hoola Link" 発売中!
癒やしの輪が世界中へ広がりますようにという願いが込められています。
https://relaxworld.jp/blogs/blog/hoolalink
https://relaxworld.jp/pages/hoola-link
板東浩
医学博士
日本統合医療学会四国支部長
徳島県糖質制限研究会代表
徳島大学卒業、ECFMG資格取得後、米国でfamily medicineを臨床研修。専門領域はアンチエイジング、糖質制限、音楽療法、スポーツ医学など。アイススケート選手として国体出場(1999 ~ 2003)。第9回日本音楽療法学会大会長(2009)。第3回ヨーロッパ国際ピアノコンクール(EIPIC)in Japan銀賞(2012)。日本プライマリ・ケア連合学会大会長(2017、高松)。
糖尿病関係の英文医学雑誌4誌のEditor-in-Chief(編集長,2022)。著書30冊以上、印刷物2,000以上、英語論文300以上。「新老人の会」徳島代表。
公式サイト:https://pianomed.org/