2024.05.15

GABAが睡眠に効果的ってほんと?医学博士が徹底解説!|どんな作用があるの?|GABAを含む食品

GABAが睡眠に効果的ってほんと?医学博士が徹底解説!|どんな作用があるの?|GABAを含む食品

ギャバ(GABA)ってどんな作用があるの?

ギャバ(GABA)とは、植物や動物、ヒトの体内にも広く存在する天然アミノ酸で、γ-アミノ酪酸(Gamma Amino Butyric Acid)を略したものです。

主に、脳や脊髄で「抑制性の神経伝達物質」として、興奮を鎮めたり、リラックスさせたりする役割を果たしています。

つまり、気持ちを落ち着かせる「抗ストレス作用」がポイントなのです。

 

◆副交感神経優位となり、睡眠の質が向上

ギャバの主な働きとして、以下のようなものがあります。

  • 血圧を下げる

  • 脳細胞の代謝を活性化

  • リラックス効果を高める。

ギャバの摂取によって、リラックス時に出る脳波α波が出現しやすくなるのです。

交感神経の興奮を抑制して、副交感神経の働きが優位になります。

すると、寝る前に心身がゆったりとした状態に。

ギャバによって睡眠の質(眠りの深さ)が向上し、気持ちよく目覚めることができます。  

 

 

ぐっすり眠れると評判! GABAをブレンドした「CHILLNEKO」

「CHILLNEKO(チルネコ)」の「ROSSO(ロッソ 赤)」が、モンドセレクション金賞受賞。

大麦を乳酸発酵させて作ったGABAをブレンドし「機能性表示食品」取得

チルネコ は医学博士の板東浩先生と共同開発した、厳選されたブドウと歴史あるオーク樽の香りをベースにワインの心地よさと健康を両立させた新時代のウェルネスドリンク。

 

※ハロウィンの季節にも大人気の かぼちゃ ほか ギャバ GABA が豊富な食品は下記に

 
 
 

ギャバ(GABA)の含まれる食品は?

 

ギャバは日頃食べる様々な食品に含まれています。

トマト、なす、きゅうり、アスパラガス、みかん、メロンなどの野菜や果物、味噌、漬物、キムチなどの発酵食品が代表格で、特に発芽玄米に多いのです。

ギャバを効率よく作る乳酸菌が発見され、チョコレートやコーヒー、飴、グミなど、ギャバが添加された食品が開発、販売されてきました。

 

ギャバ(GABA)研究の歴史とリラックス効果

歴史を紐解きますと、ギャバは1950年、哺乳動物の脳から初めて抽出され、

80年代にギャバを多く含むお茶による高血圧への効果が報告されました。

その後の研究で、ギャバは睡眠の質を向上させ、

目覚めをすっきりさせると報告されてきました。

 

音楽、睡眠環境、ギャバ(GABA)のコラボレーション

健やかな睡眠には、いろいろな因子が関わります。

環境として温度や湿度、照明、寝具など。

本人の体調や生活習慣、アルコール・喫煙を控えることなども重要です。 

なお、「音の薬」によって、眠りの世界に気持ちよく誘う音楽がお薦めです。

以上の因子をコラボした企画が、実は最新のニュースといえましょう。

この中にはギャバ入りのチョコレートも含まれます。

 

下記の記事をご覧になってみてくださいね。

「メンタルバランスチョコレートGABA」を販売する江崎グリコの呼びかけで、上質な睡眠を追求する7社が結集 ~HAMACHO HOTELにて、「最高の睡眠ルーム」提供開始 ※2022年09月01日

 

オススメの音楽

Morpheus Sounds

※Morpheus (モルフェウス)=ギリシア神話に登場する眠りと夢の神

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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その他の各種サービスでの試聴はこちらから♪

 
この作品は、眠りとアンビエントをテーマにした、心を落ち着かせるために、ヒーリング効果の高いソルフェジオ周波数528Hzで奏でられています。
このヒーリング効果のソルフェジオ周波数で身体を包み込むことで、豊な瞑想時間、そして深い眠りへの導入にふさわしい時間と空間を作ることができます。この作品は深いリラックスと精神的な平穏をもたらす音楽をお届けします。

 

 

 

◆板東先生の豆知識

睡眠薬の名前の由来は面白い!

睡眠の補助として、医療用や一般用の睡眠薬も使用できます。

薬の名前には、面白い由来のものが多いと知っていますか? 

たとえば、ドリエルという睡眠薬の名前は、

良い眠り (dream well)に由来しています。 

 

 

  

【トップ・スペシャリスト プロフィール】

板東浩

医学博士 日本統合医療学会四国支部長 徳島県糖質制限研究会代表 徳島大学卒業、ECFMG資格取得後、米国でfamily medicineを臨床研修。専門領域はアンチエイジング、糖質制限、音楽療法、スポーツ医学など。アイススケート選手として国体出場(1999 ~ 2003)。第9回日本音楽療法学会大会長(2009)。第3回ヨーロッパ国際ピアノコンクール(EIPIC)in Japan銀賞(2012)。日本プライマリ・ケア連合学会大会長(2017、高松)。 糖尿病関係の英文医学雑誌4誌のEditor-in-Chief(編集長,2022)。著書30冊以上、印刷物2,000以上、英語論文300以上。「新老人の会」徳島代表。 公式サイト:https://pianomed.org/

 

 

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