2024.03.27

松果体と音楽の関係 メラトニンを促す周波数 医学博士がおすすめの方法を伝授!

松果体と音楽の関係 メラトニンを促す周波数 医学博士がおすすめの方法を伝授!

眠りを司る松果体の仕組みと、安眠の秘訣について、

医学博士の板東浩先生が解説します。

 

松果体って何?―眠くなる仕組みを解説

人は毎日昼間に活動し、夜間に心身を癒し眠ります。

この規則的なリズムはどこから来るのでしょうか? 

 実は、脳の中心に「松果体」という、マツカサ(まつぼっくり)のような形で、トウモロコシの一粒ぐらいの器官があり、重要な働きを担っています。

朝起きて太陽の光を浴びると、目の奥の網膜からピピッと信号が松果体に送られるのです。

ここからメラトニンというホルモンが分泌され、体内時計を調節しています。

光を浴びて14~15時間後、夜の20-22時ごろから分泌が増えて濃度が急上昇。

すると、ヒトは自然に眠りの世界へ誘われるという仕組みが存在しているのです。

松果体が、覚醒と眠りのリズムを司っていると言えるでしょう。

松果体の働きについてより詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

長編コラム第4回:睡眠と覚醒のメカニズム(1)~【松果体】と【メラトニン】の作用

 

睡眠を妨げる原因は、生活リズムと加齢だった!

もし、あなたにいろいろなストレスが降りかかってきたり、生活が不規則になったりすると、リズムが変調をきたすことに。

すると、気持ちよく寝られなくなるのです。

このように睡眠・覚醒リズムが狂うと、体温や食欲、自律神経リズムにも、あなたの生活リズムにも影響が出てきます。

また、子供の頃は熟睡できても、中高年になるとぐっすり眠られない人が増えてきますね。

その一因として、加齢にともなうメラトニン分泌の低下が挙げられます。

それではどうすればいいでしょうか? 

 

 

医学博士が教える安眠の秘訣!

●生活リズムを整える

まず、私たちの日々の生活リズムを分析すると、食事、運動、休養、お酒、喫煙、その他の因子などが含まれます。いずれも心身に関わるもので、おおむね規則的に保ちたいものですね。

起きたらしっかりと朝日を浴び、規則的な生活を送ることで、松果体の活動リズムも整い、眠るべき時間に睡眠ホルモン「メラトニン」が分泌されるようになります。

 ●「音薬」の活用

また、適切な音楽を「音薬」として活用することも効果的です。

一般的な睡眠薬と異なり、音薬には副作用や副反応もみられません。

音薬とともに、あなた自身の生活や人生のリズムを堪能してくださいね。

 

●松果体を活性化させる音楽で睡眠ホルモン・メラトニンの分泌を促進

松の木はpine tree、マツカサはpine cone、松果体はpineal glandです。

松果体の活性化については、以下のようなアルバムもCROIX HEALINGから配信されています。

「松果体活性化:963Hzと睡眠の質を高める音楽(Activate Pineal Gland : 963Hz and Music That Enhances Sleep)」

 

松果体活性化:963Hzと睡眠の質を高める音楽

松果体は、睡眠ホルモンであるメラトニンを分泌する脳器官です。その松果体を活性化し驚異的に熟睡する音楽は、脳をリラックスさせ脳を休めることで深い睡眠へ繋がります。963hzの優しい音色が松果体へと届き、深い癒しと眠りを与えてくれるでしょう。睡眠やリラックス時に最適の音楽です。

 

◆睡眠川柳◆

安眠につながる周波数の簡単な覚え方を川柳風に…

松果体 963(キュウロクサン)の 周波数

松果体は963Hzの周波数で活性化する とおぼえてくださいね。

※生活リズムを整えても不眠が改善しない場合、なんらかの疾患が隠されている場合もあります。

睡眠・覚醒の問題が簡単でない場合には自己判断せず、日本睡眠学会 「睡眠薬の適正な使用と休薬のための診療ガイドライン」を参照し、専門家への相談を推奨致します。

 

極上の睡眠~トップ・スペシャリストによる快眠コラム

ショートコラム連載第7回は、板東浩先生による「松果体と音楽の関係 メラトニンを促す周波数 医学博士がおすすめの方法を伝授!」でした。

●松果体って何?―眠くなる仕組みを解説
●睡眠を妨げる原因は、生活リズムと加齢だった!
●医学博士が教える安眠の秘訣!ー周波数963Hzの音楽が秘める力

 

 

 

【トップ・スペシャリスト プロフィール】

板東浩

医学博士
日本統合医療学会四国支部長
徳島県糖質制限研究会代表

徳島大学卒業、ECFMG資格取得後、米国でfamily medicineを臨床研修。専門領域はアンチエイジング、糖質制限、音楽療法、スポーツ医学など。アイススケート選手として国体出場(1999 ~ 2003)。第9回日本音楽療法学会大会長(2009)。第3回ヨーロッパ国際ピアノコンクール(EIPIC)in Japan銀賞(2012)。日本プライマリ・ケア連合学会大会長(2017、高松)。
糖尿病関係の英文医学雑誌4誌のEditor-in-Chief(編集長,2022)。著書30冊以上、印刷物2,000以上、英語論文300以上。「新老人の会」徳島代表。

公式サイト:https://pianomed.org/

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